いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
最近、じわじわと涼しい夜風が感じられるようになってきました。こういう季節の変わり目って、なんとなく「冷えたビールと熱々の焼き鳥が食べたいな」という気分になりませんか。私だけでしょうか(笑)。
今日は少し踏み込んだ話をしてみようと思います。テーマは「美味しい焼き鳥はどうやって生まれるのか」。お店に来てくださるお客さまから、「どうしてこんなに美味しいんですか?」と聞かれることが時々あります。嬉しい言葉ですが、正直に言うと——答えは一言では終わらないんです。
大阪・京都・東京の計4店舗で修行を重ね、与野本町にお店を構えて10年。気がつけば延べ50万本以上の焼き鳥を焼いてきました。その積み重ねの中で気づいた「美味しさの正体」を、今日は5つのこだわりという形で整理してお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 焼き鳥の「美味しさの違い」が気になっている方
- ✅ 与野本町・さいたま市中央区で本格焼き鳥を探している方
- ✅ 仕込みや火入れなど、職人のこだわりを知ったうえで食べたい方
- ✅ チェーン店との違いを感じてみたい方
- ✅ ヘルシーに美味しく外食を楽しみたい方

こだわり① 仕込みは「温度との戦い」——手袋と保冷剤が欠かせない理由
焼き鳥の美味しさは、焼く前の段階でほぼ決まります。これは修行時代に叩き込まれた考え方で、今も変わらず信じていることです。
当店では毎日、その日の分だけ鮮度の高い鶏肉を手仕込みしています。冷凍・解凍を繰り返した鶏肉は使いません。理由はシンプルで、解凍を繰り返すたびに旨味が抜け、食感が変わるからです。
串打ちのときに気をつけているのが「手の温度」です。鶏肉は繊細で、素手で触り続けると体温でじわじわと劣化していきます。だから当店では、手袋や指サックを着用し、少量ずつ保冷剤で冷やしながら手早く串打ちをしています。「そこまでするの?」と思われるかもしれませんが、この差がジューシーさの差になって返ってくると感じています。
カットのサイズも、実は試食を重ねて割り出したものです。「最初の一口から美味しく感じる大きさ」というのがあって、小さすぎると一口で終わり、大きすぎると火が均一に入らない。部位ごとに最適なサイズを選んで切っています。地味な話に聞こえるかもしれませんが、これが「なんかここの焼き鳥って美味しいな」という印象の土台になっていると思っています。
こだわり② 47年継ぎ足しのタレ——「育てる」という感覚
やきとり大吉のタレには、創業47年の歴史があります。師から弟子へ、脈々と受け継がれてきた継ぎ足しのタレです。私が修行した大阪・京都・東京の4店舗、それぞれで受け継いだタレの記憶と技術が、今の当店のタレの土台になっています。
与野本町に店を構えて10年が経ちましたが、この間もタレは止まっていません。毎日の営業で使い、継ぎ足し、また育てていく。今のタレは「10年目の浜田のタレ」として、まだ進化の途中です。
少し意外かもしれませんが、タレというのは使えば使うほど、肉の旨味が溶け込んでいきます。長年継ぎ足されたタレには、そのお店の歴史が文字通り蓄積されているんです。だから、どれだけ材料を真似ても、同じタレは作れない。これが「47年」という数字の重みです。
こだわり③ 塩はヒマラヤ岩塩——季節ごとに試食して調整する理由
塩串のこだわりについても触れておきます。当店で使っている塩は、ヒマラヤ岩塩です。ミネラルをたっぷり含んでいて、しょっぱいだけじゃなく、旨味と甘みの余韻があります。焼き鳥との相性が良く、鶏の素材の味を引き立ててくれる塩です。
実は、塩の扱いは季節によって変わります。夏の湿度が高い時期と、冬の乾燥した時期では、塩の出方が違うんです。なので、目分量だけに頼らず、定期的に自分で試食して塩加減を確認しています。
「自分の焼き鳥を食べない店主」というのが、実は業界にはいたりします。忙しさの中でそうなってしまうのは理解できるのですが——自分で食べないと、お客さまが何を口にしているかわからないじゃないですか。当店では、これをずっと続けています。
✓ ここまでのポイント
- 仕込みは「温度管理」が命。手袋・保冷剤・手早い串打ちで鮮度を守っている
- 47年継ぎ足しのタレは今も進化中。与野本町で10年育てた「浜田のタレ」がある
- ヒマラヤ岩塩は季節ごとに試食して調整。感覚だけに頼らない職人の習慣がある
こだわり④ 専用グリラーの「火力調整」——部位ごとに焼き方が全然違う
焼き鳥の焼き方は、正直なところ奥が深い。同じ「鶏肉」でも、部位によって最適な火入れがまったく違います。
当店では、やきとり大吉専用のグリラーを使っています。炭火と比べると最大火力ではやや劣りますが、火力調整の速さと精度は圧倒的に優れています。これが、さまざまな部位を同時進行で焼く現場では大きな武器になります。
たとえば——
- かわ:弱火でじっくり時間をかけてパリパリに仕上げる。急いで強火にかけると焦げるだけで中がべちゃっとしてしまう。
- きも(レバー):強火でさっと。火を通しすぎるとボソボソになる。しっとりした食感を残すには、最短で適切な温度に到達させる火入れが必要です。
- もも:身が厚い分、中火でじっくりと。ここを焦らず焼ければ、外はこんがり・中はふっくらジューシーな仕上がりになります。
これを50万本以上の経験で体に染み込ませてきました。「何秒で返す」「煙の立ち方で判断する」——言葉にしにくい感覚の積み重ねが、一本一本の品質を支えています。
こだわり⑤ 「食べるシーン」ごとに選んでほしい串がある
ここからは少し趣向を変えて、「どんな場面でどの串を選ぶか」という視点でお話しします。美味しい焼き鳥を最大限に楽しむには、シーンに合った選び方があると思っているからです。
仕事終わりの「ご褒美の一本」を選ぶなら
疲れた夜は、まず神泡プレモルの生ビールを一杯。合わせるなら「かわ」か「つくね」がおすすめです。かわのパリパリした食感と脂の旨味、つくねの弾力と甘辛タレが、その日の疲れをちゃんと受け止めてくれます。カウンター席で、焼き台の様子を眺めながらどうぞ。
ダイエット中・ヘルシーに食べたい夜は
もも(しお)やハツ、ねぎ間の塩仕立てがいい選択肢です。専用グリラーの火入れで余分な脂をしっかり落として焼き上げるので、高たんぱく・低カロリーでお腹を満たせます。ヒマラヤ岩塩の旨味がシンプルに鶏の美味しさを引き出してくれます。
お子様連れ・家族でのんびり食べたい週末は
当店は完全分煙(独立喫煙ブースあり)で、食事エリアは無煙です。20歳未満のお子様も入店いただけます。テーブル席でゆっくりお過ごしください。つくねや手羽など、子どもが食べやすい串もありますし、ノンアルドリンクも用意しています。提携駐車場(タイムズパーキング与野本町第5)もあるので、車でお越しのご家族も安心です。
仲間と気軽に飲み会・打ち上げをしたい夜は
単品注文スタイルなので、コースの縛りがありません。食べたいものを好きなペースで。ハイボールやサワーは「濃いめで美味しい」とよく言っていただきます。18席のこじんまりした空間ですが、その分アットホームな雰囲気で場が温まりやすいと思います。12名様以上であれば貸し切りのご相談も承っています。
まとめ:一本の焼き鳥に、見えない積み重ねがある
仕込みの温度管理、47年の継ぎ足しタレ、ヒマラヤ岩塩の季節調整、専用グリラーでの部位別火入れ——これらは全部、お客さまの「うまっ」という一言のためにやっていることです。
派手な演出はありませんし、私もそんなに口数が多い人間ではありません。でも、串の一本一本は正直です。食べていただければ、きっと伝わるものがあると思っています。
与野本町にお越しの際は、ぜひ一度のぞいてみてください。お気軽にどうぞ。
ご予約・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。
- 📞 お電話:048-859-3344
- 🌐 ネット予約(食べログ)
貸し切りのご相談、テイクアウトのご注文もお電話にてお気軽にご連絡ください。お待ちしております。
今日も大吉な一日を🏮



