いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
少し意外な話から始めます。飲食店の調査によると、居酒屋の利用者のうち「一人で訪れる」ケースは全体の3割を超えるというデータがあります。ところが実際に「一人でふらっと入れた」と感じている人は、その半数にも届かないとも言われています。要するに、一人でも気兼ねなく入れる居酒屋は、思っているよりずっと少ないのです。
池袋まで埼京線で直通30分。与野本町は都内に通う方が多く住むエリアです。仕事が終わって電車を降り、「今日一日頑張ったんだから、ちゃんとした一杯を飲んで帰りたい」——そう思う夜、あなたはどこに向かいますか。
今日は、そんな夜に私が選んでほしいお店の話をします。
こんな方におすすめ
- ✅ 仕事帰りに与野本町・与野駅周辺でふらっと一杯飲める場所を探している方
- ✅ 一人でカウンターに座って、静かにお酒と焼き鳥を楽しみたい方
- ✅ チェーン店ではなく、職人の手仕込みが感じられる本格的な焼き鳥を食べたい方
- ✅ 生ビールの品質にこだわりがある方
- ✅ 飲みすぎず、自分のペースでゆっくり過ごせるお店を求めている方

「どこかいい店ないかな」と検索していたあの頃
与野本町に店を構えて、今年で10年になります。開業前、私は大阪2店舗・京都1店舗・東京1店舗の計4店舗で修行を積みました。それぞれの土地で、それぞれの「大吉」があって、それぞれのお客さまがいた。その中で一つ気づいたことがあります。
仕事帰りにふらっと立ち寄るお客さまは、「特別な夜」を求めているわけじゃない、ということです。
予約も要らない。コースも要らない。ただ、今日一日の疲れをねぎらうような、信頼できる一杯と、丁寧に焼かれた串が欲しい。そういう夜があるんです。
でも実際に「そういう夜」を満たせるお店を探すと、なかなか見つからない。チェーン店は確かに入りやすいけれど、どこか味気ない。個人店は雰囲気が読めなくて、一人では入りにくい。生ビールを頼んでも、管理が甘くて酸っぱかったり、泡がぼてぼてだったりする。
来てくれたお客さまから「以前は与野本町で良い店が見つからなくて、結局コンビニで缶ビール買って帰ってたんです」という話を聞いたことがあります。その言葉が、今も心に残っています。
「缶ビールで妥協する夜」が変わる理由
当店の神泡プレモルは、サントリーの「神泡達人店」認定を受けています。樽の管理・サーバーの洗浄・ガス圧・グラスの保管温度。これら全てを基準通りに整えて、はじめて「神泡」は生まれます。
一口飲んだ瞬間、泡がきめ細かくクリーミーで、ビールの苦みと甘みがすっと鼻を抜ける。その体験は、缶ビールとは明確に違います。疲れた頭に、その差はよりはっきりと伝わる気がします。
そして、その神泡に合わせる焼き鳥のことを少し話させてください。
私は毎日、開店前に仕込みをします。新鮮な鶏肉だけを使い、冷凍・解凍を繰り返したものは使いません。手袋と指サックをつけ、保冷剤で鶏肉を冷やしながら、少量ずつ手早く串打ちをする。鶏肉は手の温度だけでも品質が落ちるので、こういう細かいことが積み重なって、最終的な味の差になります。
タレは創業47年、継ぎ足し続けてきた秘伝のものです。私が修行した4店舗から受け継いだタレを元に、当店のタレはもう10年育ちました。今も成長を続けています。塩焼きに使うヒマラヤ岩塩は、ミネラルが豊富で塩味の奥にほのかな旨みと甘みがある。湿度や気温によって塩の出方が変わるので、私は毎日自分の焼き鳥を試食して、塩加減を微調整しています。「自分の焼き鳥を何年も食べていない店主」というのは実際にいたりするものですが、それでは提供できる味に責任が持てないと思っています。
✓ ここまでのポイント
- 仕事帰りにふらっと入れる「信頼できる一杯と一串」がある場所は、与野本町では意外と少ない
- 神泡達人店認定の生ビールは、樽・サーバー・温度・グラスまで徹底管理された本物の一杯
- 焼き鳥は毎日手仕込み・試食での塩加減調整など、見えないところにこそこだわりがある
焼きの技術が、「また来たい」を作る
延べ50万本以上焼いてきました。この数字は自慢でも何でもなく、ただその分だけ「この部位はこの火加減で、この瞬間が最高になる」という感覚が体に刷り込まれている、ということです。
当店は炭火ではなく、大吉専用グリラーを使っています。炭火に比べて最大火力はやや劣りますが、火力調整の速さと精密さは炭火を上回ります。皮をじっくりパリパリに仕上げたいときは弱火。レバーにさっと火を通したいときは強火。身厚なもも肉をふっくら柔らかく仕上げたいときは中火。これを同時進行でコントロールしながら焼き上げる。電気グリラーだからこそできる技術があります。
煙が少なく、すすが出にくいのも専用グリラーのメリットです。帰りの電車やその後の予定のことを考えると、服や髪に焼き鳥の煙がベッタリつくのは避けたい。仕事帰りの方には特に、その点は安心して来ていただけると思っています。
カウンター6席の使い方
当店の席数は全部で18席。カウンターが6席、テーブルが12席です。
一人で来られたお客さまには、カウンターをおすすめしています。焼き台が目の前で、串が焼き上がっていく様子が見える。私は接客が得意な方ではないので、べらべらと話しかけることはしません。でも、店内に余裕があるときは気軽に声をかけてもらえれば嬉しいです。
「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉が好きです。べたべたと依存しあうのではなく、お互いに自立した関係だからこそ、長く続く。私がお客さまとの間で大切にしたいのは、そういう距離感です。
単品注文スタイルなので、飲み放題のように「元を取ろう」と飲みすぎることもありません。神泡プレモルを一杯飲んで、かわを2本、つくねを1本。それで十分満足して帰れる夜もあります。客単価は3,000〜4,000円程度で、仕事帰りのプチご褒美としてちょうどいい金額感だと思っています。
お会計はクレジットカード・電子決済にも対応しています。インボイス対応の領収書も発行できますので、法人利用の方もご安心ください。
「ただいま」と言いたくなる場所になれたら
与野本町駅東口から徒歩4分。営業時間は17時から23時(ラストオーダーは食べ物22時、飲み物22時30分)。火曜定休で、月に一度連休があります。
仕事帰りに「今日は一杯やって帰ろう」と思ったとき、迷わず来られる場所でありたいと思っています。10年間、変わらずそこにある店として。47年間継ぎ足してきたタレの味が、毎回「あ、この味だ」と思わせてくれるように。
特別な夜じゃなくていい。ふらっと来て、ふらっと帰れる。そういうお店でいたいと思っています。
ご予約・お問い合わせ
貸し切りやご予約は、お電話またはネット予約からどうぞ。一人でふらっと来られる場合はご予約不要ですが、週末は混み合うこともありますのでご利用の際はお早めに。
🍺 ネット予約はこちらから
お気軽にどうぞ。お待ちしております。
今日も大吉な一日を🏮



