与野本町「大吉」で夫婦ディナー。2人で選ぶ理由が見えてきた

あれこれ

いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。

先日、常連のご夫婦から「うちの奥さん、実は最初ちょっと心配してたんですよ、居酒屋って煙が気になるって」と教えてもらいました。でも今では週に一度、2人でカウンターに並んで来てくださっています。

「最初に来てよかった」とおっしゃってくれたとき、正直うれしかった。そこで今回は、夫婦でのディナーに大吉が選ばれる理由を、私の一日の流れと一緒にお伝えできればと思います。仕込みから始まって、夜の焼き台の前まで——見えないところでやっていることが、実はお2人の「また来たい」につながっているかもしれません。

こんな方におすすめ

  • ✅ 与野本町・さいたま市中央区周辺で夫婦2人のディナー場所を探している方
  • ✅ 居酒屋の煙やにおいが気になって、なかなか連れて行けないと感じている方
  • ✅ 本格的な焼き鳥を、リーズナブルに楽しみたいご夫婦
  • ✅ 駐車場があって、ゆっくり食事できる地元の店を探している方
  • ✅ 飲み放題ではなく、自分たちのペースで飲み食いしたい方
与野本町「大吉」で夫婦ディナー。2人で選ぶ理由が見えてきた | やきとり大吉与野本町店

開店前の厨房——仕込みが「2人の一口目」を決める

開店は17時ですが、私の一日はその数時間前から始まります。まず届いた鶏肉の状態を確認することが最初の仕事です。当店では冷凍・解凍を繰り返した鶏肉は一切使わず、その日に仕込む分だけの新鮮なものを用意します。これは「鮮度を落としたくない」という単純な理由ですが、毎日続けることが大事だと思っています。

串打ちは手袋と指サックを使い、保冷剤で少量ずつ冷やしながら手早く進めます。手の温度で肉の質が落ちるのを防ぐためで、見た目には地味な作業ですが、これをやるかやらないかで焼いたときの食感が変わります。カットサイズも、試食を重ねて割り出した「最初の一口からおいしい」サイズに統一しています。大きすぎると火が通りにくく、小さすぎると乾く。その絶妙な厚みを部位ごとに調整しているのが、毎日の仕込みのこだわりです。

ご夫婦が席について「じゃあ、かわとつくねと……」と話し合いながら注文してくれる、その一口目のために、午後の厨房は静かに動いています。

タレと塩の仕込み——47年の継ぎ足しと、季節ごとの微調整

味付けの話をすると、少し目を丸くされることがあります。当店のタレは、やきとり大吉の創業(1977年・昭和52年)以来47年間、師から弟子へと継ぎ足され続けてきたものです。私自身は大阪2店舗、京都1店舗、東京1店舗の計4店舗で修行を積み、それぞれの地で受け継いだタレを元に、与野本町でお店を開いて11年目が経ちます。今のタレは私自身が育てているもので、まだ成長の途中にある、と思っています。

塩串に使っているのはヒマラヤ岩塩です。塩味の後ろにほんのりとした甘みと旨味が続くのが特徴で、焼き鳥との相性がいい。ただ、塩は湿度や温度によって出方が変わるので、季節ごとに目視だけでなく、必ず自分で試食して塩加減を確認しています。「毎日食べて飽きないんですか」とよく聞かれますが、むしろそれが仕事だと思っています。自分の味を知らずに提供するのは、少し怖いことだと感じるので。

夫婦ディナーで「塩とタレ、どっちにしようか」と相談してもらえるのは、どちらも手を抜いていないからこそだと信じています。

✓ ここまでのポイント

  • 仕込みは毎日、新鮮な鶏肉を手袋・保冷剤を使って手早く行うことで鮮度を守っている
  • タレは47年継ぎ足しの秘伝。塩はヒマラヤ岩塩を使い、季節ごとに試食して味を調整している
  • 「最初の一口からおいしい」サイズへのカットや調整が、夫婦で楽しめる焼き鳥の質を支えている

17時の開店——夫婦2人が「ここでいい」と思える環境のこと

開店と同時に来てくれるご夫婦は、意外と多いです。特に土日の17時台は、「早い時間から子供と一緒に」というファミリーも来てくれますが、夫婦2人でゆっくり、という方も同じくらいいます。

当店が完全分煙(全席禁煙・独立喫煙ブース完備)を選んでいるのは、食事エリアで食べ物のにおい以外が混ざらないようにするためです。「服に煙が染み付くのが嫌で居酒屋から足が遠のいていた」とおっしゃっていたのは、常連になってくれたご夫婦の奥様でした。煙草を吸うご主人は喫煙ブースでゆっくり一服できる。奥様は食事エリアで焼き鳥の香りだけを楽しめる。それが、2人が「ここでいい」と選ぶ理由の一つになっているようです。

駐車場については、近隣のタイムズパーキング与野本町第5と提携しており、ご利用金額に応じて駐車チケットをお渡ししています(税込5,000円以上で200円分、税込7,000円以上で400円分)。与野本町駅東口から徒歩4分という場所柄、電車でも車でも来てもらいやすい立地であることは、夫婦でのお出かけのハードルを下げてくれていると思います。

焼き台の前で——50万本の経験が、2人の「うまい」をつくる

夜の営業が始まると、私は焼き台を離れません。大吉専用のグリラーは高火力を安定して出せるのが特徴ですが、私がいちばん使い込んでいるのは「火力を落とす技術」です。かわはじっくり弱火でパリッと。レバーは高火力でさっと。モモ肉は中火でふっくらと。同じタイミングで複数の部位が並ぶ焼き台では、それぞれの「最高の瞬間」を逃さないことが全てです。

大阪・京都・東京と計4店舗の修行を経て与野本町に店を構え、今年で11年目。延べ50万本以上を焼いてきましたが、「もうわかった」と感じたことは一度もありません。鶏肉の状態はその日によって違いますし、気温や湿度でグリラーの表面の温まり方も微妙に変わる。だから毎日、焼き台の前では集中しています。

カウンター6席のうち、焼き台が見える位置に座って「大将、今のレバー、絶妙だったね」と奥様と話しながら食べてくれるご夫婦がいます。そういう時間が、私がこの仕事を続ける理由の一つです。

まとめ——2人で選ぶ理由は、一日の積み重ねの中にある

仕込みから始まり、タレと塩の調整、開店後の焼き台まで——大吉の一日は、お客さまの目には見えない工程の連続です。でもその積み重ねが、夫婦で「また来ようか」と話してもらえる夜につながっていると信じています。

客単価は3,000〜4,000円程度。単品から自由に頼めるので、2人でのんびり話しながら、食べたいものだけ追加していくスタイルが自然と定まっていきます。飲み放題の縛りがないから、自分たちのペースで、神泡プレモルを1杯だけにしてもいいし、ハイボールを足してもいい。

与野本町での夫婦ディナーの選択肢に、大吉を加えてもらえたら嬉しいです。お席のご予約は、ネット予約または電話でお気軽にどうぞ。

📞 048-859-3344
🍺 ネット予約はこちらから(食べログ予約)

営業時間:月・水〜日・祝日 17:00〜23:00(火曜定休/月1回連休あり)
ラストオーダー:食べ物22:00 / 飲み物22:30
所在地:埼玉県さいたま市中央区下落合6-7-12(JR埼京線 与野本町駅東口 徒歩4分)

今日も大吉な一日を🏮