いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
結論から言うと、当店は「小さいから居心地がいい」という逆説を、10年かけてようやく腑に落とせた店です。
開業当初、私はこの席数の少なさを「弱点」だと思っていました。「もっと広ければもっと稼げる」「大箱の繁盛店が羨ましい」——そう正直に感じていた時期があります。ところが今は、約18席というこの規模が、当店にとって最大の武器だと確信しています。その理由を、失敗談も交えながらお話しさせてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 仲間や同僚と気軽に飲み会をしたい方
- ✅ コース料理や飲み放題の縛りが苦手な方
- ✅ 予約のハードルが低い、アットホームな店を探している方
- ✅ 与野本町・さいたま市中央区周辺で小規模な宴会場所を探している方
- ✅ 本格的な焼き鳥とちゃんとしたお酒を、リーズナブルに楽しみたい方

「大きい店にすれば良かった」と思っていた開業初期の話
大阪・京都・東京と計4店舗で修行を積んで、与野本町にこの店を構えたのが10年前のことです。修行先の店はどれも活気があって、カウンターには常連さんが並び、テーブルでは宴会が賑わっていました。「自分の店もいつかああなりたい」という絵を描きながら、この場所を選びました。
ただ、現実は少し違いました。開業してしばらく経ったころ、知り合いのグループ客から「10人で行きたいんだけど、入れる?」という問い合わせをいただいたことがあります。当時の私は無理にでも詰め込もうとしてしまい、動線がぐちゃぐちゃになって、焼きのタイミングも崩れて、お客さまをお待たせしてしまいました。
その日の帰り道、恥ずかしさと悔しさが混ざった妙な気持ちで、「もっと広い店だったら」と何度も考えました。
でも今になって思うのは、あの日が転換点だったということです。無理に詰め込もうとすることをやめて、この店の規模に合ったお客さまの使い方、席の組み方、焼きのペース配分を一から考え直したんです。
「小さい」は「ちょうどいい」に変わった。その理由
カウンター6席・テーブル席12席、合わせて約18席。この規模でできることと、できないことを整理したとき、見えてきたのは「3〜6人の飲み会に、これ以上ない適正規模だ」という事実でした。
大箱の居酒屋と当店の一番の違いは、お客さまとの距離感です。たとえばカウンター席に座っていただくと、私が焼いている手元が見えます。どの部位を今焼いているか、もうすぐ串が上がるかがわかる。「あ、かわそろそろですよね」「次、つくね追加していいですか」という自然な会話が生まれます。これは大箱では物理的に無理なことです。
そしてもう一つ。当店にはコース料理も飲み放題もありません。これをデメリットだと感じる方もいるかもしれませんが、逆に言えば「食べたいものだけを、食べたい分だけ」頼めるということです。
よく耳にするのが「飲み放題で頼みすぎた翌日がつらい」という話。当店では単品注文だから、自然と自分のペースになります。気の合う仲間と3〜4人で来て、串を2〜3本ずつ頼みながら、ハイボールをもう一杯——そういう夜のほうが、翌朝すっきりしていることは、経験的にもよくわかっています。
「濃いめ」と言われるハイボールと、串の相性について
口コミでありがたいことに「ハイボールが濃くておいしい」という声をよくいただきます。これは意図的にそうしています。
私自身、焼き鳥と一緒に飲むお酒は「きちんと主張のある一杯」であってほしいと思っています。タレの甘みと醤油の香り、脂の旨みが口に残っているところに、薄いハイボールを流し込んでも印象が薄くなるだけです。だから炭酸もしっかり、ウイスキーもちゃんと感じる配合にしています。サワー類も同様で、「濃いめが好き」という方には特に喜んでいただける仕上がりになっています。
神泡プレモルの生ビールはサントリーの「神泡達人店」として認定を受けており、樽の管理から温度・ガス圧・グラスの保管まで徹底しています。1杯目のビールがビシッと決まると、その夜のテンションが変わります。これは自分でも自信を持って言えることです。
焼き鳥は1本140円〜、客単価は3,000〜4,000円程度です。ちゃんとしたお酒を飲んで、手仕込みの焼き鳥を食べて、この価格帯であれば「コスパが悪い」とは誰にも言わせません。
✓ ここまでのポイント
- 約18席という小規模だからこそ、3〜6人の飲み会に最適な距離感と回転感がある
- コースなし・単品注文で、自分のペースと予算に合わせて自由に楽しめる
- ハイボール・サワーは「濃いめ」と口コミで評価されており、手仕込み串との相性が抜群
「なんとなく行きたい」が一番難しい。気軽さを設計する話
飲み会を企画するとき、一番面倒なのは「お店を決める」作業ではないでしょうか。予約必須の高級店はそもそもハードルが高いし、大箱チェーンは雰囲気が出ない。「どこでもいいよ」と言いながらみんな何かに納得していない——そういう場面を、幹事経験のある方なら一度は経験したことがあるはずです。
当店であれば、電話一本か食べログのネット予約で席を押さえてもらえれば、あとは来ていただくだけです。「今週の金曜日に4人で行けますか」という感じの相談で十分で、細かい打ち合わせも不要です。料理はその場で単品注文できるので、事前にコースを決める手間もありません。
貸し切りについては12名様以上・20名様まで対応しています(要相談)。飲み放題・コース料理のご用意はないのですが、予算に応じて料理内容をご相談いただくことは可能です。小規模な部署の打ち上げや、職場の忘年会・新年会にも使っていただいています。
与野本町駅の東口から徒歩4分という立地も、「集まりやすい」という声をいただく理由の一つかもしれません。JR埼京線は池袋まで直通なので、都内から来る方も乗り換えなしで来られます。お車の方は近隣のタイムズパーキング与野本町第5をご利用ください。ご利用金額に応じて駐車チケット(税込5,000円以上で200円分、税込7,000円以上で400円分)をお渡ししています。
こじんまりしているからこそ、全員に目が届く
これは自分でも意識していることですが、18席という規模は、私一人がカウンターの中にいながら、全テーブルの状況を把握できる限界値に近いと感じています。
串が切れそうなタイミング、グラスが空きかけているタイミング、会話が盛り上がっているからそっとしておいた方がいいタイミング——それが肌感覚でわかるのは、この規模だからこそです。大箱の店だとどうしてもスタッフが増え、目が分散されます。当店は人数が少ない分、一組一組に対して集中できる。
ただ、私はあまり話しかけすぎないようにも気をつけています。「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉が好きで、べたべたしすぎず、でも必要なときにはちゃんとそこにいる——そういう距離感を理想にしています。「大将と喋りたい気分のとき」は気軽に声をかけていただいて構いません。
まとめ:気軽な飲み会の「ちょうどいい場所」として
開業当初に「弱点」だと思っていた約18席という規模は、今では「これ以上でも以下でもない」という確信に変わりました。コースなし・単品注文・濃いめのお酒・手仕込みの焼き鳥。難しいことは何もなくて、「今日みんなでちょっと飲もうか」という夜に、さっと使ってもらえる場所であればそれで十分です。
与野本町・さいたま市中央区で気軽な飲み会の場所を探しているなら、一度のぞいてみてください。席数の少なさを、来ていただければきっと「ちょうどよかった」と感じてもらえると思っています。
ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。お電話は048-859-3344まで、またはネットからも受け付けています。
ネット予約はこちらからどうぞ。お待ちしております。
今日も大吉な一日を🏮



