与野本町「大吉」の焼き鳥、タレと塩どちらがおすすめですか?部位別に店主が答えます

あれこれ

いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。

先日、カウンターでひとり静かに飲んでいたお客さまから、こんなことを聞かれました。

「大将、正直なところ、タレと塩ってどっちがうまいんですか?」

思わず手が止まりました。グリラーの前でじっくり考えながら、「それは部位によって全然違うんですよ」と答えたんです。お客さまは少し驚いた顔をして、「そういう話、聞かせてください」とおっしゃってくれた。

あれから何度も同じ質問をいただくようになりました。確かにメニューを見ると「タレ」「塩」と書いてあるだけで、初めてご来店のお客さまにはわかりにくい。それならちゃんと伝えよう、と思ってこの記事を書くことにしました。

大阪・京都・東京の計4店舗で修行し、与野本町でお店を構えて10年。延べ50万本以上焼いてきた経験から、部位ごとの「一番うまい食べ方」を、できるだけ正直にお伝えします。

こんな方におすすめ

  • ✅ やきとりのタレと塩、どちらを選べばいいか迷っている方
  • ✅ 与野本町で本格焼き鳥を楽しみたい方
  • ✅ 部位ごとの味の違いを知って、もっと焼き鳥を楽しみたい方
  • ✅ ダイエット中や健康志向で、罪悪感なく外食したい方
  • ✅ 初めてご来店される前に、メニューの予習をしておきたい方
与野本町「大吉」の焼き鳥、タレと塩どちらがおすすめですか?部位別に店主が答えます | やきとり大吉与野本町店

タレか塩か、それは「部位の個性」次第という話

修行時代、師匠にこう言われたことがあります。「鶏には主役と脇役がある。タレはな、主役を引き立てる演出や。塩はな、素材そのものを舞台に上げるもんや」。大阪の店で皿洗いを終えた後、賄いの焼き鳥を食べながら聞いたその言葉は、今でもグリラーの前に立つたびに頭をよぎります。

つまり、タレと塩はどちらが「上」でも「下」でもない。部位の個性に合わせて、最もその旨さが際立つ食べ方を選ぶ、それだけのことなんです。

当店のタレは、やきとり大吉の創業から47年、師から弟子へと継ぎ足し続けてきた秘伝のもの。私が与野本町で店を開いた10年前から現在まで、このタレも一緒に育ち続けています。塩はヒマラヤ岩塩を使用。多くのミネラルを含み、塩味の奥にほのかな甘みと旨味があって、焼き鳥の脂や香りを邪魔せずに引き立ててくれる。この二枚看板があるからこそ、部位によってどちらが合うか、という話が生まれます。

【部位別】店主おすすめの食べ方:これを読めば迷わない

50万本以上焼いてきた経験から、各部位のベストな食べ方を正直にお伝えします。もちろん最終的にはお好みですが、「迷ったらこれ」という目安にしてください。

かわ(鶏皮)→ タレがおすすめ
かわは脂のコクが命です。47年の継ぎ足しタレの甘みと醤油の旨味が、パリパリに焼いた皮の脂と合わさったとき、口の中に広がるあの感覚。塩でも美味しいのですが、かわに関してはタレ一択と言っていいほど、タレの方がこの部位の旨味を引き出してくれます。グリラーの弱火でじっくり時間をかけて焼き上げることで、余分な脂が落ちてパリッとした食感に仕上がります。

つくね → タレがおすすめ
つくねもタレです。手仕込みで丁寧に成形したつくねは、タレの甘辛さとまとわりあうことで、肉の旨味がぐっと底上げされます。焼き上がりにタレをもう一度くぐらせる「追いダレ」の瞬間は、個人的にも一番好きな作業です。

きも(レバー)→ タレがおすすめ
レバーは鮮度が命。当店では冷凍・解凍を繰り返した鶏肉は使いません。新鮮なレバーを仕入れた日に仕込み、強火でさっと火を通す。生焼けにならず、しかしパサつかせない、この火入れの見極めが全てです。タレの甘みがレバー特有の風味をうまく包んでくれるので、レバーが少し苦手という方にも食べやすい仕上がりになります。

もも → 塩・タレどちらでも。迷ったら塩
ももは肉質がしっかりしていて、鶏本来の旨味が強い部位です。中火でふっくらと焼き上げることで、肉汁が閉じ込められてジューシーに仕上がります。タレでも十分美味しいのですが、ヒマラヤ岩塩の塩で食べると、鶏肉そのものの甘さと旨味がストレートに伝わってきます。初めてご来店のお客さまには、まずは塩で食べてみてほしい部位です。

ねぎま(ねぎ間)→ 塩がおすすめ
ねぎの甘みと鶏肉の旨味が交互に口に来る、焼き鳥の醍醐味を一本で感じられる部位。塩で焼くことでねぎの焦げた香ばしさとヒマラヤ岩塩のミネラルが重なり、シンプルなのに深い味わいになります。

ハツ(心臓)→ 塩がおすすめ
コリコリとした食感と、癖のないあっさりした味が特徴。塩でシンプルに仕上げることで、その食感と鮮度感がそのまま伝わります。ヘルシーに食べたい方や、ダイエット中の方にも特におすすめしたい部位です。

砂ずり(砂肝)→ 塩がおすすめ
ハツと同様、独特の歯ごたえが魅力の部位。余分な脂が少なく、塩のミネラル感が食感の良さを引き立てます。お酒の肴として、ちびちびやりながら食べるのに最高の一本です。

✓ ここまでのポイント

  • タレは「かわ・つくね・きも」など、脂や旨味が強い部位との相性が抜群。47年継ぎ足しの甘辛タレがその個性を引き立てる。
  • 塩は「もも・ねぎま・ハツ・砂ずり」など、素材本来の旨味を感じたい部位に。ヒマラヤ岩塩のミネラルが鶏肉の甘さを底上げしてくれる。
  • 迷ったら「もも塩」から始めるのが店主おすすめの入口。

塩加減は「毎日試食」して調整しています

少し意外に思われるかもしれませんが、塩加減は目視だけでは管理できません。季節ごとに湿度や温度が変わると、塩の出方が変わるからです。だから当店では、定期的に私自身が試食して塩加減を確認しています。

「何年も自分の焼き鳥を食べていない店主さんもいる」という話を修行時代に聞いて、正直驚きました。でも現場が忙しくなってくると、確かにそうなってしまう気持ちもわかる。だからこそ、意識してやり続けることに意味があると思っています。

与野本町でお店を開いた10年間、このルーティンは変えていません。

「一番うまい食べ方」は、結局こうなります

最初の一本は「もも塩」か「ねぎま塩」で、ヒマラヤ岩塩の塩味と鶏本来の旨味を感じてみてください。次に「かわタレ」か「つくねタレ」で、47年継ぎ足しタレのコクと甘みを楽しんでほしい。

この二種類を交互に食べながら、神泡のプレモルを一口。それが当店の「基本の楽しみ方」です。カウンター席でゆっくりやっていただければ、グリラーの前から「どうですか」と声をかけることもあるかもしれません。

「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉が好きです。べったりとした距離感ではなく、さらっとしているからこそ長く続く関係。店主として、そういうお客さまとの距離感を大切にしています。気が向いたら話しかけてください。焼きながら答えます。

まとめ:タレと塩、迷ったら両方頼んでください

「どちらがおすすめか」という答えは、正直どちらも正解です。ただ、部位によって「より美味しくなる食べ方」は確かにある。今日の記事がその参考になれば嬉しいです。

与野本町駅東口から徒歩4分。営業は17時から、月曜から日曜(火曜定休)まで毎日お待ちしています。ラストオーダーは食べ物22時、飲み物22時30分です。

ご予約はお電話か食べログのネット予約からどうぞ。初めてのお客さまも、ふらっと立ち寄っていただくだけで大丈夫です。カウンターが空いていれば、一人でも気兼ねなくどうぞ。

📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:048-859-3344

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今日も大吉な一日を🏮