いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
「また来たいと思える、顔なじみの店がほしい」——そう思いながら、結局チェーン店ばかりに足を運んでいる、という方は少なくないと思います。
与野本町でお店を開けて10年が経ちました。気がつけば累計50万本以上を手仕込みし、焼き続けてきたことになります。「よくそんなに続けられますね」と聞かれることがあるのですが、正直、続けてこられた理由は単純です。毎日同じことを丁寧にやると、お客さまがまた来てくださる。それだけです。
今回は、よく聞かれる疑問にお答えするかたちで、この10年でやってきた仕事の中身をお伝えしようと思います。常連になれる店を探している方に、少しでも参考になれば幸いです。
こんな方におすすめ
- ✅ 与野本町・さいたま市中央区周辺で顔なじみになれる焼き鳥屋を探している方
- ✅ チェーン店ではなく、大将の手仕事が感じられる店に通いたい方
- ✅ 大吉という店が「なぜ10年続いているのか」を知りたい方
- ✅ 一人でも気軽に立ち寄れる居場所を地元に作りたい方
- ✅ 仕込みや味付けなど、お店のこだわりを知ったうえで来店したい方

累計50万本とは、具体的にどんな仕事をしてきたのか?
累計50万本という数字は、毎日の仕込みが10年積み重なった結果です。やきとり大吉与野本町店では、焼鳥をすべてその日の分だけ手仕込みしています。前日に仕込んで冷蔵庫に寝かせておく、冷凍・解凍を繰り返した鶏肉を使う——そういったことは一切していません。
仕込みで気をつけているのは、鮮度の維持です。鶏肉は手の温度でも劣化が進みます。そのため手袋や指サックを使い、保冷剤で少量ずつ冷やしながら手早く串を打ちます。一口目からおいしく感じてもらうために、試食を繰り返して割り出した最適なサイズにカットすること。これもずっと変えていないことのひとつです。
地味な作業に見えるかもしれませんが、仕込みの精度が焼き上がりの味に直結します。「変わらないおいしさ」というのは、毎日同じ基準で手を動かすことでしか生まれないと、10年かけて実感してきました。
47年継ぎ足しタレとは、どういうものか?
やきとり大吉の創業は1977年(昭和52年)12月1日。グループ全体で47年間、師から弟子へと受け継がれてきたタレがあります。当店の現在のタレは、私が大阪2店舗・京都1店舗・東京1店舗の計4店舗で修行を重ねながら受け継いできたものをベースにしており、今年で11年目を迎えました。
タレは継ぎ足すことで複雑さが増していきます。何百本、何千本の鶏肉を焼くたびに肉の旨味が溶け込み、だんだんと深みが出てくる。これは時間をかけずには作れないものです。「どこかで食べた大吉と同じ味だ」と言ってくださるお客さまがいる一方で、「ここのタレはちょっと違う気がする」とおっしゃる常連さんもいます。同じ系譜を持ちながらも、10年間この場所で育ててきた味——それが今の当店のタレです。
塩焼きに使うのはヒマラヤ岩塩です。塩辛さの奥にほんのりとした旨味と甘みがあり、鶏肉の味を消さずに引き立てます。季節によって湿度や温度が変わると塩の出方も変わるため、目視だけに頼らず定期的に試食して塩加減を調整しています。自分の焼鳥を何年も食べていない店主がいる、という話を業界ではよく聞くのですが、私はずっとこれを続けています。当たり前のことのようで、意外と徹底できていない店も多いのです。
✓ ここまでのポイント
- 毎日手仕込み・鮮度維持の徹底が「変わらないおいしさ」の土台になっている
- 47年継ぎ足しタレは時間と経験でしか作れない味。当店のタレは11年目を迎え、今も育ち続けている
- 塩加減は季節ごとに試食で微調整。数値だけに頼らない感覚的な管理も続けている
火力調整にこだわる理由は?
焼鳥の仕上がりは、火力のコントロールで大きく変わります。当店では大吉専用のグリラーを使用しています。炭火に比べると最大火力はやや劣りますが、最大のメリットは火力調整のスピードです。
たとえば「かわ」はじっくり弱火でパリパリに。「きも(レバー)」は高温でさっと火を通してしっとりと。「もも」は中火でふっくらジューシーに。これを同時進行でこなすには、瞬時に火力を切り替えられる道具が必要です。専用グリラーはそれを可能にしてくれます。
50万本を焼いてきた経験があるからこそ、部位ごとの「ここだ」というタイミングが体に入っています。生焼けでも焼きすぎでもない、その部位の一番おいしい瞬間を逃さない。この積み重ねが、リピーターのお客さまが「また来たい」と思ってくださる理由のひとつだと思っています。
一人で来ても大丈夫?常連になるきっかけはどう作ればいい?
カウンター席が6席あります。一人でふらっと立ち寄ってそのまま常連になってくださったお客さまは、実はかなり多いです。仕事帰りに20〜21時ごろ来て、神泡のプレモル生ビールと「かわ」「つくね」を2〜3本、という使い方をされている方もいます。
私は接客が得意なほうではありません。正直なことを言います。焼いている最中は串に集中していますし、込み入った会話が得意なわけでもない。ただ、店内に余裕があるときは気軽に話しかけてもらって構いません。「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉が好きで、べたべたと距離を詰めるよりも、さらっとした関係が長く続くと思っています。毎回来るたびに「あの味」があれば、それで十分な関係もある。そういうお店でありたいと思っています。
初めて来る方へのアドバイスをひとつ。まずはカウンターに座って、「かわ」と「つくね」と生ビールを頼んでみてください。それで大吉がどんな店か、だいたいわかると思います。
子連れや車での来店でも問題なく使える?
与野本町のエリアは子育て世代のご家族も多い地域です。「焼き鳥屋は煙やタバコが心配で」というお声をよく聞きますが、当店は全席禁煙で、独立した喫煙ブースを設けています。食事をするエリアに煙が流れてくることはありませんので、お子さまと一緒でも安心してご利用いただけます。20歳未満の方の入店も可能です。
お車でお越しの場合は、近隣のタイムズパーキング与野本町第5をご利用ください。税込5,000円以上のご利用で200円分、税込7,000円以上で400円分の駐車チケットをお渡ししています。与野本町駅東口から徒歩4分の場所ですので、電車でも車でもアクセスしやすい立地です。
お支払いは現金のほか、各種クレジットカード・電子決済にも対応しています。インボイス対応の領収書の発行も可能ですので、法人のご利用や個人事業主の方もお気軽にどうぞ。
まとめ:「また来たい」と思える店が、地元にあるということ
10年間、毎日同じことを続けてきました。仕込みの手順、タレの継ぎ足し、塩加減の確認、部位ごとの火入れ——これらを変えずにやり続けることが、「また来てくださるお客さま」につながっていると思っています。
チェーン店にはない、大将の顔が見える店。47年継ぎ足されたタレの味。カウンターで一人でも落ち着ける空間。与野本町に、そういう場所があることを知っていただければ嬉しいです。
一度来て、また来てくださることが、私にとっての一番の答えです。はじめての方も、久しぶりの方も、お気軽にお越しください。
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今日も大吉な一日を🏮



