いつもありがとうございます。
やきとり大吉 与野本町店の浜田です。
10月も後半に入り、日が暮れるのが随分と早くなりましたね。夕方5時を過ぎると外はもうすっかり秋の空気で、「今夜は家でゆっくりしたいな」という気持ちになる方も多いのではないでしょうか。そんな夜に、「お店の焼き鳥を家で食べられたらな」と思ったことはありませんか。
テイクアウトで焼き鳥を注文する前に、少しだけ知っておいてもらいたいことがあります。それは素材の扱い方と仕込みの話です。「美味しい焼き鳥を持ち帰る」というのは、ただ注文して受け取ればいいという話ではなく、作る側がどれだけ手間をかけているかによって、自宅に届いた時点での味がまるで変わってきます。今回は、その中身をできるだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 家族みんなで本格的な焼き鳥を自宅で楽しみたい方
- ✅ テイクアウトの焼き鳥がなぜ「お店で食べるより物足りない」と感じてしまうのか知りたい方
- ✅ 仕込みや素材へのこだわりを確認してからお店を選びたい方
- ✅ 与野本町・さいたま市中央区で焼き鳥の持ち帰りができるお店を探している方
- ✅ 子どもと一緒に、お店クオリティの焼き鳥を囲みたい方

テイクアウトで「ハズれる」理由は、仕込みの段階にある
焼き鳥のテイクアウトに少し残念な思いをしたことがある方は、案外多いと思います。「パサついていた」「味が薄い」「中がなんとなく頼りない」——こういった感想の原因は、焼き場ではなくその前段階、つまり仕込みにあることがほとんどです。
当店では、鶏肉はその日に使う分だけを毎日手仕込みしています。冷凍・解凍を繰り返した鶏肉は使いません。一度でも冷凍した肉は細胞が壊れ、うまみが流れ出てしまうからです。新鮮な状態のまま串に刺すことが、焼き上がりのジューシーさに直結します。
もう一つ、意外と見落とされがちなのが「カットサイズ」です。同じ部位でも、大きすぎれば火が通りにくく中がぼんやりした味になり、小さすぎれば焼きすぎて干からびます。当店では試食を重ねた上で、最初の一口から美味しく感じられるサイズを部位ごとに割り出しています。テイクアウトで受け取ったとき、串の一本一本がきちんと「食べごたえと火通り」の両方を満たしているのは、この積み重ねがあるからです。
そして、串打ちの際には手袋と指サックを着用し、少量ずつ保冷剤で冷やしながら手早く行っています。手の体温でさえも鶏肉の品質に影響するという考え方で、見えないところに手間をかけています。
47年間継ぎ足されてきたタレは、家庭では再現できない
「自宅で焼き鳥を作ってみたけど、どこかお店の味に届かない」という声をよくいただきます。その一番大きな理由が、タレです。
やきとり大吉の創業は1977年(昭和52年)12月1日。以来、師から弟子へと連綿と継ぎ足され続けてきた秘伝のタレがあります。私・浜田は大阪2店舗、京都1店舗、東京1店舗の計4店舗で修行を積み、その過程でタレを受け継ぎました。与野本町に店を構えて10年が経つ現在も、そのタレは毎日焼き続けることで育ち続けています。
タレというのは、使えば使うほど鶏のうまみが溶け込み、深みが増していくものです。家庭で新しく仕込んだタレが、どれだけ良い材料を使っても「何かが足りない」と感じてしまうのは、この積み重ねがないから。47年分の時間を、ご家庭のキッチンで再現することは、残念ながら難しいのです。
塩については、ヒマラヤ岩塩を使っています。多くのミネラルを含み、塩辛さの奥にほのかな旨みと甘みがある塩で、焼き鳥との相性が良いと感じています。また、湿度や気温によって塩の出具合が変わるため、季節ごとに目視だけでなく試食しながら調整しています。自分の料理を定期的に食べて確認するというのは、当たり前のようでいて、実は意外とできていないことでもあります。
✓ ここまでのポイント
- テイクアウトの味を左右するのは「焼きの瞬間」だけでなく、その前の仕込みと素材の鮮度
- 47年間継ぎ足してきたタレの深みは、家庭では再現できない当店ならではのもの
- 串打ちから塩加減の調整まで、見えない部分に毎日手間をかけている
47年継ぎ足しのタレも、専用グリラーの火入れも、「自宅では届かない」と感じている理由がはっきりしてきたのではないでしょうか。実際にどの部位を何本から注文できるか、混雑日の事前確認も含めて、ネット予約ページから日時を選んで席を押さえておくと当日がスムーズです。予約は無料で、来店前に確認が取れるので安心です。
専用グリラーの火入れが、持ち帰り後の「差」をつくる
仕込みと味付けが万全でも、焼きが雑では意味がありません。私はこれまで延べ50万本以上の焼き鳥を焼いてきましたが、部位ごとに「火を入れるべきタイミングと強さ」はまったく違います。
当店では大吉専用のグリラーを使用しています。炭火に比べると最大火力はやや劣りますが、このグリラー最大の強みは火力調整の速さです。皮をパリッと仕上げるための弱火、レバーにさっと均一に火を通すための強火、身厚なモモ肉をふっくらジューシーに焼き上げるための中火——複数の部位を同時に焼きながら、それぞれのベストな状態を見極めて仕上げることができます。
テイクアウトでも、この火入れの精度はそのまま持ち帰っていただけます。焼き立てを受け取ってすぐ食べていただくのが一番美味しいですが、自宅に持ち帰っても、ちゃんと火が通っていてジューシーさが残っているのは、適切な火入れをしているからです。生焼けでも焼きすぎでもない、ちょうどいい状態に仕上げることが、焼き場での最大の仕事だと思っています。
焼き鳥選びで「職人の技術」に着目したい方は、与野本町で夜ご飯に居酒屋を選ぶポイントとして食事メニューの充実度から店を見極める方法もあわせて読んでいただくと、参考になると思います。
当店のテイクアウト、はじめての方へ
初めてご利用いただく方のために、注文の流れをざっくりお伝えします。
受付方法は、お電話(048-859-3344)または直接ご来店でのご注文となります。一種類につき2本以上からお承りしています。かわ・つくね・きも・ももなど、やきとり各種をお持ち帰りいただけます。価格は1本140円〜です。
注意していただきたい点がいくつかあります。20本以上の大量注文はご相談ください。また、週末・祝日・祝日前日など、店内が混み合う日やご予約が多い日はテイクアウトをお断りする場合があります。これは、店内のお客さまへのサービス品質を維持するためですので、ご理解いただけると幸いです。事前にお電話でご確認いただくと確実です。
当店はJR埼京線 与野本町駅から徒歩4分の場所にあります。お車でお越しの場合は、近隣のタイムズパーキング与野本町第5をご利用ください。税込5,000円以上のご利用で200円分、税込7,000円以上で400円分の駐車券サービスもご用意しています。
完全禁煙の店内でゆっくり食べていきたいという方には、もちろん店内でのご利用もお待ちしています。さいたま市で完全禁煙の居酒屋を探している方に向けた与野本町「大吉」を選ぶ理由も参考にしてみてください。
まとめ:「持ち帰り」でも、手は抜きません
テイクアウトだからといって、仕込みの工程が変わるわけではありません。新鮮な鶏肉を毎日手仕込みし、47年継ぎ足してきたタレで味付けし、専用グリラーで部位ごとに丁寧に火を入れる——この流れは、店内でお出しするときとまったく同じです。
ご自宅で家族みんなを囲んで焼き鳥を楽しみたいとき、この秋の夜長にひとりでゆっくり一杯やりたいとき、ぜひ当店のテイクアウトをお試しください。
ご注文・ご不明な点はお気軽にお電話でどうぞ。
048-859-3344(営業時間:17:00〜22:00受付、火曜定休)
今日も大吉な一日を🏮
毎日の手仕込み・47年のタレ・50万本の火入れ経験、この三つが揃った焼き鳥を自宅に持ち帰る最初の一歩は、席を確保して「今夜の予定を決める」ことです。ネット予約から希望日時を選んでおけば、来店時にテイクアウトの受付もあわせてご相談いただけます。


