いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
立冬を過ぎると、与野本町の空気がひとまわり引き締まります。与野公園のイチョウが黄色く染まり、埼京線のホームを降りた瞬間に冬の匂いが鼻をかすめるあの感じ。こういう季節の変わり目に「そういえば大吉に寄ろうか」と足が向いてくださるお客さまが、毎年増える気がしています。
開業10年を超えて、ふと気づくことがあります。常連のお客さまに「なんで通ってくれるんですか」と聞くと、答えはいつも少し違う。それがずっと気になっていました。今回は、実際にいただいた言葉や通い続けてくださるお客さまのパターンを振り返りながら、「また来てしまう理由」を正直に書いてみようと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 与野本町・さいたま市中央区で気軽に通える馴染みの店を探している方
- ✅ 焼き鳥屋を選ぶとき「ハズれないか」が気になる方
- ✅ 子連れや車での来店でも安心できる居酒屋を知りたい方
- ✅ 仕事帰りにひとりでも入りやすい雰囲気の店を探している方
- ✅ 飲み放題なしで自分のペースで飲める場所を求めている方

「味が安定している」という言葉の重み
常連のお客さまからいちばん多くいただく言葉が、「いつ来ても同じ味」です。一見シンプルに聞こえますが、これは店にとって、かなり難しいことを要求されています。
たとえば、ある平日の夜にカウンターでひとり飲みをされているシステムエンジニアのお客さまがいます。仕事が立て込んだ日の20時過ぎに来られることが多く、毎回「かわ」と「きも」を塩で注文して、神泡プレモルをゆっくり一杯。「考えなくていい時間がほしい。ここに来ると、焼き上がりを待つだけでいい」とおっしゃっていました。
この「考えなくていい」という感覚は、味が安定しているから生まれます。「今日はどうだろう」という不安がない。それが習慣になる一番の理由だと思っています。
ではなぜ安定するのか。私が意識しているのは三つです。毎日の手仕込み、47年継ぎ足してきたタレ、そして専用グリラーによる火力コントロール。どれかひとつが欠けると、あの「いつもの味」にはなりません。特にタレは、私が大阪・京都・東京の4店舗で修行した際に受け継いだものを元に、こちら与野本町で11年育ててきたものです。毎日焼鳥を漬けることで育ち続けるタレは、その日だけのコンディションが積み重なって今の味になっています。大げさではなく、来月来ていただいても今日とまったく同じ味かと問われると、「ほぼ同じ、でも少しだけ今日より深い」というのが正直なところです。
「子供を連れて行ける焼き鳥屋」という希少性
与野本町のエリアは子育て世帯が多い。これは日々お店に立っていて実感します。週末の17時台に来てくださるファミリーのお客さまも、常連化してくださるケースが多いのですが、そのきっかけをうかがうと「煙の心配をしなくていいから」という答えが返ってくることが多い。
あるご夫婦のケースです。小学生のお子さんを連れてはじめて来られたとき、入口で少し戸惑われた様子がありました。「居酒屋だし、タバコ大丈夫かな」と思ったそうです。店に入っていただいて、食事スペースに煙がまったくないことを確認されてから、表情がほぐれた。その後は月に2〜3回のペースで来てくださっています。
当店は全席禁煙で、喫煙ブースを店内に独立して設けています。お父さんが食後に一服したいときはブースへ。食事中はご家族でクリーンな空気の中、焼き鳥を囲める。「完全分煙」という言葉だけではなかなか伝わらない部分ですが、実際に来ていただければ体感していただけます。
加えて、近隣のタイムズパーキング与野本町第5と提携しているため、小さなお子さんを連れた車での来店も安心です。税込5,000円以上のご利用で200円分、7,000円以上で400円分の駐車チケットをお渡ししています。
✓ ここまでのポイント
- 「いつ来ても同じ味」という安心感が、通い続ける最大の理由になっている
- 完全分煙・子連れ歓迎・提携駐車場という環境面の安心が、ファミリー層の常連化につながっている
「一人でも入れた」が、習慣のはじまりになる
カウンター6席というのは、ひとり客にとって非常に重要な数字です。多すぎず少なすぎず、隣との距離感がちょうどいい。
与野本町や与野駅周辺には、都内や大宮方面へ通勤されている単身の方も多く住まわれています。あるITエンジニアの方は、リモートワークを終えた夕方に「とりあえず大吉に寄ってから帰ろう」がルーティンになっていると話してくれました。「食べログの評価を見て、キャッシュレスが使えるのを確認してから来た。外れなかった」と最初に来た理由を教えてくれたのが印象に残っています。
私はカウンター越しにあまりべらべらとしゃべる方ではありません。「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉が好きで、べたべたと距離を縮めるより、必要なときに自然と言葉を交わせる関係を大切にしています。だから「余計に話しかけられない」という感想も届きますし、「静かに飲める」という評価も届きます。一人で来てくださるお客さまには、この距離感がちょうど良かったと言っていただけることが多い。
飲み放題のコースはありません。単品注文が基本なので、ご自身のペースで飲む量をコントロールできます。「飲み放題だとついやりすぎる」という方には、これが意外と刺さるようです。神泡プレモルを一杯だけ丁寧に飲んで帰る。それでも十分に満足できる一本を出すのが、私の仕事です。
「本物志向の人が口コミで連れてくる」という循環
もうひとつ、常連化のパターンとして目立つのが「誰かに連れてきてもらった」という入口です。
地元で建設業を営む事業主の方が、仕事仲間を3〜4人連れてよく来てくださいます。「うちの大将は道具の使い方がわかってる」と言ってくれたことがあって、職人同士ならではの見方だなと思いました。専用グリラーの火力調整について話していたときのことです。炭に比べてコントロールが速いという特性を活かして、かわをパリパリに仕上げる弱火と、レバーをしっとり火入れする強火を同時に使い分けている話をしたところ、「そういうことか」と妙に納得してくださった。
焼鳥1本140円〜、客単価は3,000〜4,000円程度。法人のお客さまにはインボイス対応の領収書もお出しできます。現金でもカードでも電子マネーでも対応しているので、複数名で来てくださる際に会計でつまずかない。こういう「実務的な安心」が、次の人を誘うときのハードルを下げていると感じています。
また、12名から20名までの貸切も対応しています。忘年会や新年会、仕事の打ち上げを探している幹事の方には、事前にご相談いただければ予算に応じてご提案します。飲み放題・コースはありませんが、その分「食べたいものを食べたいだけ」という自由な宴会ができます。
まとめ:また来てしまう店には、理由がある
改めて整理すると、与野本町「大吉」の常連になるお客さまには、いくつかのパターンがあります。仕事帰りにひとりで、家族で週末に、仕事仲間と打ち上げで、地元の方が日課として。きっかけも目的も違う。でも共通しているのは、「外れなかった」という最初の体験と、「また来てもいい理由がある」という環境の積み重ねだと思っています。
私は50万本以上の焼鳥を焼いてきましたが、正直に言うと、まだ焼くたびに発見があります。今日の湿度でタレの乗りが違う。冬の乾いた空気で皮の焼き上がりが変わる。だから毎日試食して、毎日微調整する。この繰り返しが、「いつ来ても同じ味」という感覚をつくっているんだと思います。
はじめての方も、久しぶりの方も、まず一本食べてみてください。カウンターでも、テーブルでも、お気軽にどうぞ。余裕があるときは気軽に話しかけてもらえると嬉しいです。
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今日も大吉な一日を🏮



