いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。
結論から言うと、「かわ」はタレで食べることを基本的におすすめしています。ただし、「塩」には塩ならではの楽しみ方があり、どちらにも明確な理由があります。この記事では、その理由をできるだけ具体的にお伝えします。
「かわ」はやきとりの中でも特に個性の強い部位です。鶏皮ならではのコラーゲンと脂がじわりと滲み出る独特の食感と旨味は、焼き鳥好きのお客さまなら一度食べたらやみつきになるはず。だからこそ、「タレか塩か」という選択が、味の印象をぐっと変えます。
10年以上、与野本町でやきとりを焼き続けてきた経験から、「かわ」という部位がタレと塩それぞれとどう絡み合うのか、できる限り正直にお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ やきとり大吉与野本町店の「かわ」を初めて注文する方
- ✅ タレと塩どちらにしようか迷っているお客さま
- ✅ 生ビールやハイボールに合う食べ方を知りたい方
- ✅ 「かわ」という部位の特徴をもっと深く知りたい方
- ✅ 与野本町エリアで本格焼き鳥の店を探している方

「かわ」という部位の特徴をまず理解する
「かわ」は鶏の皮の部分を串に刺したやきとりです。脂が多くコラーゲンを豊富に含むため、焼くとじわじわと脂が滲み出てきます。この脂の旨味こそが「かわ」最大の魅力です。
ただし、扱いが難しい部位でもあります。脂が多いため火が入りすぎると一気に脂が落ちてパサつき、逆に火が足りないとぐにゃっとした食感が残ってしまう。当店では専用グリラーの火力を細かく調整し、外側はパリッと、内側にはしっとりとした脂の旨味を閉じ込めるよう、低めの火力でじっくりと時間をかけて焼き上げています。
延べ50万本以上を焼いてきた中で、「かわ」は部位の中でも最も焼き加減に気を遣う一本と言っていいかもしれません。そのぶん、うまく焼けた時の満足感も大きいんですよね。
タレがおすすめな理由:47年の継ぎ足しタレが「かわ」と最高に合う
やきとり大吉の創業は1977年(昭和52年)。それから現在まで47年間、継ぎ足し続けてきた秘伝のタレがあります。私・浜田が大阪2店舗、京都1店舗、東京1店舗の計4店舗で修行を重ねる中で受け継いだタレが元となっており、与野本町に店を構えてからの11年間でさらに育てています。
このタレが「かわ」と相性抜群である理由は、タレの甘みと深みが、かわの脂の旨味をコーティングしてくれるからです。脂が多い部位にタレが絡むことで、脂っこさが和らぎ、コクとして感じられるようになる。焼き鳥とタレの関係はよく語られますが、「かわ」に関してはこの効果が特に顕著です。
生ビール(神泡プレモル)やハイボールとの相性という観点でも、タレの甘みがお酒の苦みや炭酸と絶妙にバランスを取ってくれます。仕事終わりの一杯目に「かわのタレ」を合わせると、思わず「うまっ」と声が出る瞬間が生まれます。これは個人的にも、お客さまの反応を見ていても、確信していることです。
初めてご来店のお客さまや、「迷ったらどっちにすれば?」と聞かれたとき、私が必ずおすすめするのはタレです。外れがないという安心感もありますし、このタレのためにやきとりを食べに来てくださるお客さまもいらっしゃるので。
塩がおすすめなケース:素材と職人の仕事を純粋に味わいたいとき
一方で、「かわの塩」を強くおすすめしたいシーンもあります。
当店で使用している塩は、ヒマラヤ岩塩です。一般的な食塩と異なり、多くのミネラルを含むため、塩味の後ろにほのかな旨味と甘みを感じられます。「塩っぱいだけ」ではなく、素材の味を引き立てる塩です。
実はこの塩加減、季節ごとに調整しています。湿度や温度によって塩の溶け方・出方が変わるため、目視だけでなく定期的に自分で試食して確認しています。「自分の焼き鳥を何年も食べていない店主」も業界にはいると聞きますが、私は今も必ず味を確かめてから営業に入ります。
「かわの塩」が光る瞬間は、かわそのものの脂の香りと甘みを直接感じたいときです。タレの風味が加わらない分、焼き加減の良し悪しがダイレクトに伝わってくる。ある意味、職人の焼きの技術が最もはっきりと出るのが塩仕立ての串かもしれません。
日本酒や焼酎のお湯割りなど、やさしい風味のお酒と合わせるときも塩がおすすめです。お酒の繊細な味と塩の後口がきれいに重なります。また、タレが続いた中盤に「かわ塩」を1本挟むと、口の中がリセットされて次の一本がまた美味しくなります。
✓ ここまでのポイント
- 「かわ」はコラーゲンと脂の旨味が魅力の部位。低火力でじっくり焼くことでパリッとジューシーに仕上がる
- タレは47年の継ぎ足しタレが脂の旨味を包み込み、生ビール・ハイボールとの相性が抜群。迷ったらタレがおすすめ
- 塩はヒマラヤ岩塩を使用。素材の味と焼きの技術を直接感じたいとき・日本酒や焼酎に合わせるときに最適
タレと塩、シーン別おすすめガイド
ここまでの内容を整理すると、以下のような選び方ができます。
「かわはタレ」がおすすめのとき
- 初めての来店・初めての「かわ」注文
- 神泡プレモル生ビールやハイボールと一緒に楽しみたいとき
- がっつりと満足感のある一本が欲しいとき
- 子どもも一緒に食べる家族でのご来店時
「かわは塩」がおすすめのとき
- 日本酒・焼酎・ノンアルコール飲料と合わせるとき
- 脂の香りと素材本来の甘みをじっくり堪能したいとき
- タレ串が続いた中盤に口をリセットしたいとき
- ダイエット中でもヘルシーに楽しみたいとき(塩仕立てのほうが余分な甘みが入らない)
ちなみに当店では、「かわ」のほかにも「もも」「つくね」「ねぎ間」「きも(レバー)」「ハツ」など定番部位を揃えています。それぞれの部位に合ったタレ・塩の選び方については、カウンターでお気軽に聞いてもらえれば、その時の焼き加減やおすすめも含めてお伝えします。
一本の串に込めている、見えないこだわり
「かわ」はシンプルな見た目ですが、仕込みから焼きまで、実は手間のかかる部位です。
まず仕込みの段階では、冷凍・解凍を繰り返した鶏肉は使いません。毎日、新鮮な鶏肉だけを使い、その日の分だけを手仕込みします。手の温度で鶏肉の鮮度が落ちるのを防ぐため、手袋や指サックを使用し、少量ずつ保冷剤で冷やしながら手早く串打ちを行います。
「かわ」は薄い皮を何重にも折りたたんで串に刺すため、均一に折れていないと焼きムラが出やすい。一見地味な作業ですが、最終的な食感と焼き上がりに直接影響します。
焼きの段階では、専用グリラーの弱火でじっくりと脂を落としながら、皮目にパリッとした食感を出していきます。炭火と比較されることもありますが、専用グリラーの強みは火力調整のスピードと精度です。「かわ」を焼きながら、隣でレバーに強火を入れ、モモ肉を中火でふっくら仕上げる。複数の部位を同時に最高の状態で提供できるのは、この道具と50万本以上の経験があってこそです。
まとめ:迷ったらタレ、もう一本頼むなら塩
「かわはタレか塩か」という質問への答えをまとめます。
はじめての一本はタレ。 47年の継ぎ足しタレがかわの脂の旨味を最大限に引き出し、生ビールとの相性も抜群です。まず間違いのない選択です。
もう一本追加するなら塩。 ヒマラヤ岩塩の旨味と甘みで素材の味を直接感じ、口もリセットできます。
与野本町駅東口から徒歩4分。開業10年、毎日手仕込みで「かわ」を焼き続けています。ぜひ一度、タレと塩を一本ずつ食べ比べてみてください。どちらが好みかは、実際に口にしてから決めてもらうのが一番です。
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皆さまのご来店をお待ちしております。
今日も大吉な一日を🏮



