なぜヒマラヤ岩塩なのか。与野本町「大吉」の大将が塩にこだわりぬく理由

あれこれ

いつもありがとうございます。
やきとり大吉与野本町店の浜田です。

突然ですが、一つ意外な話から始めさせてください。

焼き鳥屋に「塩」は何種類あると思いますか?チェーン店も含めて業界全体を見渡すと、実は一般的な精製塩だけを使っている店が、今もかなりの割合を占めています。「焼き鳥の味はタレで決まる」と思われがちなので、塩に予算をかけない店は珍しくありません。

でも、当店は違います。開業当初から、ヒマラヤ岩塩一択です。

今回はその理由を、正直に話そうと思います。「なんとなく良さそうだから」とか「映えるから」とかではなく、ダイエット中のお客さまにも胸を張って「塩串を食べてください」と言えるだけの、実務的な理由があります。

こんな方におすすめ

  • ✅ ダイエット中でも外食を楽しみたい方
  • ✅ 塩串と普通の塩の違いが気になる方
  • ✅ 高カロリーメニューを避けながらお酒も飲みたい方
  • ✅ 与野本町・さいたま市中央区で本格やきとりを探している方
  • ✅ 食べることを我慢せず、賢く体型管理をしたい方
なぜヒマラヤ岩塩なのか。与野本町「大吉」の大将が塩にこだわりぬく理由 | やきとり大吉与野本町店

「我慢の外食」は長続きしない。だからこそ「引き算の旨さ」が必要だと気づいた

ダイエット中の外食は、どうしても「罪悪感との闘い」になりがちです。揚げ物は避けたい、でも食べたいものがない、結果として家で地味な食事を繰り返す……そういう話を、カウンター越しにお客さまからよく聞きます。

正直に言うと、焼き鳥はそれを解決できる食べ物だと思っています。もも肉100gあたりのタンパク質はおよそ17〜19g、カロリーは200kcal前後。レバー(きも)に至っては同じ量でカロリーが低く、鉄分やビタミンB群が豊富です。揚げ物と並べたら、まったくの別物です。

ただし、ここに一つ条件があります。余分な脂をしっかり落として焼き上げること。

当店では大吉専用のグリラーを使っています。炭火に比べて最大火力はわずかに劣りますが、その代わり火力の調整速度が段違いに速い。皮を焼くときは弱火でじっくり脂を落とす。もも肉は中火でふっくら仕上げる。レバーは強火でさっと火を通す。この「部位ごとの最適な火入れ」があって初めて、余分な脂が落ちた「本来のやきとりの旨さ」が出てきます。

そして、その旨さを素直に受け取るための脇役が、塩です。

精製塩とヒマラヤ岩塩。何が、どう違うのか

精製塩は塩化ナトリウムの純度が99%以上。つまり「塩辛さ」だけがあります。それはそれで用途があるのですが、焼き鳥の塩串に使うと、どうしても「ただしょっぱい」という一本調子の味になります。素材の旨みを引き立てるどころか、塩味が前に出すぎてしまうことがある。

ヒマラヤ岩塩は違います。カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分など多種のミネラルが含まれていて、塩味の奥にほのかな甘みと旨みがあります。「岩塩はまろやか」とよく言われますが、その正体はこのミネラルバランスです。

焼き鳥の塩串に使うと、肉の旨みをそのままふわっと持ち上げてくれます。塩が目立たずに、でも確かにそこにいる。調味料としての仕事を、静かに、的確にやってくれる。

これがダイエット中のお客さまにとって何を意味するかというと——「我慢して食べる塩串」ではなく「選んで食べる塩串」になる、ということです。カロリーが低いから仕方なく食べるのではなく、美味しいから食べる。この差は、精神的なストレスのかかり方がまったく変わります。

✓ ここまでのポイント

  • 焼き鳥(特に塩串)は高タンパク・低カロリーで、ダイエット中の外食に向いている
  • 専用グリラーの精密な火力調整により、部位ごとに余分な脂をしっかり落として焼き上げる
  • ヒマラヤ岩塩のミネラルが塩味の奥に旨みと甘みを加え、素材の味を引き立てる

実は、塩加減は「毎日変わる」。季節と湿度まで読んで調整している

ここから先は、あまり表では話さない内容です。

ヒマラヤ岩塩を選んでいるのはいいとして、その岩塩を「毎回同じように振れば同じ味になる」かというと、そうではありません。塩は湿度の影響を受けます。夏の高湿度の日と、冬の乾燥した日では、同じ量を振っても出方が変わる。しっとりした塩は固まりやすく、乾燥した塩は粒が細かく広がりやすい。

だから当店では、目視確認だけでなく定期的に試食して塩加減を確認しています。自分で焼いたものを自分で食べる、それだけのことですが、意外と「長年やっていても自分の焼き鳥を食べていない」という店主さんがいたりします。それは少し怖い話だと私は思っています。

塩の「出方」を毎日確認することで、お客さまの口に入る瞬間の塩加減がブレない。これが、シンプルな塩串を一本140円から自信を持って出せる理由の一つです。

ダイエット中に選ぶべき串、正直に教えます

「じゃあ、何を頼めばいいの?」という話を具体的にします。

当店でダイエット中のお客さまにおすすめしている塩串は、主に以下の三本柱です。

もも(しお)——当店の定番中の定番。中火でじっくり火を通すことで余分な脂が落ち、しかし肉汁はしっかり残ります。一本食べてしっかり満足感がある。ヒマラヤ岩塩の旨みが肉の甘さを引き出してくれます。

ハツ(しお)——心臓の部位です。脂肪がほぼなく、プリッとした食感が特徴。鉄分と低脂質を両立したいなら迷わずこれ。コリコリとした食感も含めて、食べ応えと栄養面のバランスが取れています。

ねぎ間(しお)——もも肉とネギが交互に刺さった串。ネギには血液をサラサラにする成分が含まれているので、お酒と合わせる日には特におすすめです。脂の少ない部位と野菜が交互にあることで、一本あたりのカロリーが抑えられます。

これらをベースに、プレモルの生ビールや、あるいはハイボールと合わせる。飲み放題ではなく単品注文のスタイルなので、自分のペースで量をコントロールできます。「飲み放題だとついつい……」という経験をされた方には、単品注文はむしろ理にかなっているはずです。

客単価は3,000〜4,000円程度。外食費を使いながらも、翌日の身体にダメージが残りにくい選び方ができる。それが当店の塩串の、もう一つの側面です。

まとめ:ヒマラヤ岩塩は、「見せるための選択」ではない

改めて問われると、ヒマラヤ岩塩を選んだ理由はシンプルです。精密な火入れで丁寧に焼き上げた素材の旨みを、塩が邪魔しないこと。そしてお客さまが「美味しい」と感じながら、罪悪感なく食べられること。それだけです。

大阪・京都・東京と4店舗で修行を積んで、延べ50万本以上焼いてきた中で気づいたのは、「味の設計は引き算でもできる」ということでした。足さなくていいものを足さない。そのためには、使う素材一つひとつの品質が問われます。

ダイエット中の外食に「大吉の塩串」を選んでもらいたいと思う理由は、そこにあります。我慢ではなく、選択として。

与野本町駅東口から徒歩4分。平日は17時からお待ちしています。まずはカウンター席でもも(しお)を一本、食べてみてください。

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今日も大吉な一日を🏮